本研究所が文部科学省「マテリアル先端リサーチインフラ事業」に採択されました (2021.3.4)

広島大学ナノデバイス・バイオ融合科学研究所が、文科省の「マテリアル先端リサーチインフラ」に採択されました。

今回31機関の応募申請のうち25機関が採択され、広島⼤学は特にSiCやGaNなどのワイドバンドギャップ半導体、⾼性能太陽電池など、エネルギー変換マテリアル・デバイスにフォーカスした研究開発・⽀援を⾏い、同時にデータの蓄積・構造化を⾏う予定です。(2021年度から2030年度までの10年間の事業)

文部科学省「マテリアル先端リサーチインフラ」事業概要:
近年、マテリアル研究開発では、データを活用した研究開発の効率化、高速化、高度化と、より難易度の高い課題に対応するために、研究開発環境を最先端化することが重要となってきています。また、文部科学省と経済産業省が令和2年6月に公表した「マテリアル革新力強化のための政府戦略に向けて(戦略準備会合とりまとめ)」においても、欧米中がマテリアルの研究開発を加速するためにデータ駆動型研究への積極的投資を進めていることや、ナノテクノロジープラットフォーム事業の優良な基盤を活用・高度化し、共用基盤を我が国全体として整備・充実していくことの必要性が指摘されています。その状況を踏まえ、我が国においてもデータ駆動型の研究開発をさらに加速するため、高品質なデータを産学官から効率的・継続的に創出・共用化するための仕組みと、そうした高品質なマテリアルデータを戦略的に収集・蓄積・流通・利活用できる仕組みを持つ、マテリアル研究インフラのプラットフォームを整備します。

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